2007年09月06日

手軽にCSR調達を始める方法

今日も「購買・調達革新大会」に行ってきた。そこで、アジルアソシエイツ社の野町社長から、今年度の「購買・調達に関する調査」の解説があった。(会社概要の話の後、購買ネットワーク会の宣伝もしっかりしていただいた。ありがとうございます。)調査の概要については、明日以降アジルアソシエイツ社のHPからダウンロードできるとのことなので、興味のある方はそちらを参照してもらいたい。

さて、私としては今回の調査の中では「CSR調達に関連して重要と思われる項目」という質問が一番興味深かった。大企業ではCSR、CSRとうるさい経営者が多い(失礼!)。しかし、こと調達に関しては、「CSR調達」と大風呂敷を広げたものの、実態としてはちょっと前にはやった「グリーン調達」や「コンプライアンス」の取り組みの延長線上でしかない企業が多いとのことである。

いや、別にそれだから悪いとかだらしないとか言っているのではない。その反対で、皆、人員も増やさずに良くやっているなと思うのである。大体、日常業務の他に、これだけ短期間にいろんな概念を押し付けられて全部消化できる企業は、よっぽど実力があるか、暇人が多いかのどちらかである。

次から次へと押し付けられる「新しいこと」を始めて、全部消化不良になるぐらいなら、とりあえず今やっていることをかき集めて「CSR調達を出来るところからやってます!」と宣言してしまった方が手っ取り早いと思う。嘘をついている訳でもないし。

CSRに関しては他の事例報告もあり、それについて書きたいこともいっぱいあるのだが、個別企業を批判するのが目的ではないので、このあたりでやめておく。
posted by 継之助 at 23:01| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月05日

新機軸を求める上司を撃退する方法

日本能率協会主催の「購買・調達革新大会」に参加してきた。「開発購買」や「SCM」といった、購買担当の役員が飛びつきそうなお題のプレゼンテーションがあったが、本当にそういう上役に聞かせてあげたい内容だった。ただし、日本語の理解力が充分ならばという前提条件つきだが。

プレゼンを行った先進企業の方々の話す内容には、新機軸なんて全くないと言い切っても良い。ちょっとでも購買の勉強をした人なら全ての内容が容易に理解できるものである。

それでも、いや、それだからこそ、彼らの行っていることは非常に重みがある。

先進企業と呼ばれる会社では、当たり前のことを当たり前に「やり通す」のである。これがどんなに難しいことか。

そして彼らは愚直に自ら立てた施策を「継続する」のである。耳に心地よく響く「新機軸」とやらを打ち出すよりも、それがどんなに苦難に満ちたものであるか。

ある方が、「自分たちが正しいとしていた施策をでも、環境が変化したらそれを捨て去り、全く正反対の施策をしなくてはならないことがある。それをだれが、どうやって判断するかが難しい。ただ、いったん自分たちが立てた施策については、それをやり通せば、きっとうまく行くという自信のようなものは社員に共有されている。」とおっしゃっていたのが、非常に印象に残っている。

明日から、新機軸を求める上司がいたら、「知らないんですか?購買には王道はあってもバイパスはないんですよ!」と言ってやろう。
posted by 継之助 at 23:20| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月10日

対話型電子見積

先日、友人が立ち上げた会社の商品説明を聞きに行ってきた。コンバインネット株式会社という会社である。

「対話型電子見積」のサービスを提供するのが、この会社の商品ということになるのだが、これが面白い。残念ながら万能という訳ではなくて、見積に参加できるサプライヤの数がある程度ないとうまく行かないとのことで、私の会社が所属する閉鎖的な業界では主原料の分野では使えないということがわかった。が、しかし、それでも別の使い道があるのではないかと考えている。

なにせ、見積の評価シナリオを幾つもつくって、その全部についてあっという間に結果を算出してしまうのである。適用できる分野でなら、バイヤーのワークスタイルを根本から変えてしまう可能性がある。

興味がある方は一度HPをご覧ください。(別にお金はもらっていません。)
posted by 継之助 at 21:46| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

挑戦とモチベーション

昨日で第一回のCPPの試験日が終了し、受験した社員からの結果報告が集まり始めた。準備に充分な時間もなかったし、内容は日常業務をこなすだけで自然に身に付くものではないため、予想通り結果はあまり芳しくなかった。

いくつになっても試験に失敗するというのは、あまりうれしいことではないし、これからどうやって皆のモチベーションを維持してゆこうかな、と先回りして考えていたのだが、これは杞憂に終わった。

相当数の人から、「やれるだけのことはやったのに悔しい。次回は最高点で合格する!」とか「試験勉強自体が自分のキャリアを見直す良い機会になった。」などというポジティブな反応が返ってきたからだ。

自分の会社の後輩達だから、褒めるのはおかしいのかもしれないが、それでも私は皆の中にある「熱意」に素直に感動した。

今回の受験者はある意味会社からやれと言われた部分もあるが、どちらかというと、挑戦とかボランティアといった意味合いが強かったからだ。「出来が悪くて恥ずかしい。」などと言ってきた人もいたが、そんなこと全く気にする必要はないと思う。少なくとも私は新しいことに挑戦する人に敬意を払う。そしてかつて出来なかったことに再挑戦する人には、最大限の敬意を払う用意がある。

こちらも秋に行う予定の研修を最高に充実したものにしなければという、意欲が湧いてきた。
posted by 継之助 at 23:03| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月15日

第十一回購買ネットワーク会に参加できない!(泣)

前回に続き、今回も仕事の都合でネットワーク会に出席できないことが決定した。今回は初の試みで、一日まるまるなのであるが、残念だ。

申し込みがまだの方はお早めに!

日常の仕事とは違う刺激、いや衝撃が貴方を襲うだろうことは、間違いないだろう。

第十一回 購買ネットワーク会のお知らせ

今回は拡大版です!
内容決定!今回は初の試み「購買ゲーム」をやります!

・自己紹介と購買仲間の広がり
・スペシャルトーク
・購買ゲーム 「原材料を巡る高尚な交渉ゲーム」   
・サムライパーチェシング紹介
・交流
・感動

日時:2007年7月28日(土曜)10:00〜18:00
場所:日本能率協会会議室
(地図はこちら⇒http://www.jma.or.jp/map/tokyo_map.html)
費用:500円

参加申し込みはこちらから
posted by 継之助 at 21:26| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

型にはめる方法

教育制度を作って運用するにあたって、出来るだけ対象者の思考の引き出しを多くしてやるように考えてきた。自分が会社に入って成長してゆく過程(自分が成長したと言い切るのは恥ずかしいが)を顧みると、多様な側面からものごとを考えられるようになってゆく過程であった、と言い換えても良いからである。

でも、数名の方と教える内容について話しているうちに、一つ忘れているものがあることに気づいた。

型にはめてやることである。

スポーツでは出来るだけ早い時期に、できるだけ理にかなった型(フォーム)をお手本に、出来るだけ大量の基礎練習を行って自動化してしまうのが上達の早道である。ここで楽をすると後で上達が止まってしまう。

仕事も全く同じである、と言い切ってしまう。経験的に言えるのだが、若いうちに、大量の仕事を短時間でこなさなくてはいけないポジションについた人間と、そうでない人間には大きな差がついてゆく。

このあたりはやはり本来はOJTの領域なのだろうが、それを補う方法について考えなくてはならない。でもかけ算の九九のような練習問題をつくる訳にはゆかないから、上司と相談して職務上の課題を意図的に設定してやり、フォローするしかないのかもしれない。

OJT以外の、良いアイディアはないですかね?
posted by 継之助 at 06:30| ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月02日

第十一回購買ネットワーク会のお知らせ

先週ネットワーク会の幹事会が行われ、内容が決定した。今回は初めての試み「購買ゲーム」をメインに据え、拡大版で丸一日行うことになった。

拡大版は初めての試みなので、頭がへろへろにならないかちょっと心配であるが、乞うご期待!

第十一回 購買ネットワーク会のお知らせ

今回は拡大版です!
内容決定!今回は初の試み「購買ゲーム」をやります!

・自己紹介と購買仲間の広がり
・スペシャルトーク
・購買ゲーム 「原材料を巡る高尚な交渉ゲーム」   
・サムライパーチェシング紹介
・交流
・感動

日時:2007年7月28日(土曜)10:00〜18:00
場所:日本能率協会会議室
(地図はこちら⇒http://www.jma.or.jp/map/tokyo_map.html)
費用:500円

参加申し込みはこちらから
posted by 継之助 at 06:31| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

会社のレベル差

会社のレベル差というか、社員の意識差というのか、うまい言葉が見つからないが、兎に角そういうものは確実に存在する。

営業担当者との商談でも感じることがあるが、その場合、どちらかというと個人差のように感じてしまいがちだった。しかし、近年のM&Aブームに乗ってか、他社との事業統合や事業分離などを繰り返している会社に所属していると、統合相手の会社の人と数十人レベルで仕事をする機会がある。そうすると、「層」としての人材のレベル差が確実に存在すると言わざるを得ない局面にぶち当たるのである。

まだ生々しい話だし、相手の名前を言うと差し障りがあるが、さすがと思わせる会社もいくつかあった。会社としての管理レベルや意識づけが、言い換えると「会社としての常識」があきらかに自分の会社のそれより上なのである。

こういう場合はM&Aにおける資本の論理、つまりはどっちがお金を出すかという点は別にして、先方の常識を学ばせてもらう良い機会である。

この「会社としての常識」の差は、人材の採用と、おそらくはOJTも含めた教育の差によって生じたものであろう。教育担当としては、できるだけ高いレベルに常識を持ってゆかなければならない訳だが、これはなかなか時間がかかりそうだ。
posted by 継之助 at 06:43| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

後悔先に立たず

以前にも書いたソーシング案件の続きを。

慣れない業界の調査と平行して、技術的なことを勉強するために本を五冊程斜め読み。すると微分積分がわからないと理解できない事象が出てきてしまった。

私は高校生当時にひどい数学教師(というか臨時講師)にあたり、数学の授業のみ学級崩壊(本当)のために、理系をあきらめざるを得なかったという経歴の持ち主である。数Tまでは完全に自力で理解できるようになったが、数U以降は間に合わなかった。特に微積分はまったく意味不明で終わった訳である。

仕方がないので、わかりやすそうな本(500円!)を買ってきて、数十年ぶりに勉強を開始すると、なんとわかるのである。「出来る」というまでには、もうちょっと練習をする必要はあるが、少なくとも「理解できる」のである。

ああ、高校の時にこの副読本を読んでいればなあ。今頃は希望通り、どこかの大学の実験室に?

後悔先に立たずとはいうが、複雑な思いにとらわれている今日この頃である。
posted by 継之助 at 06:43| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

ポータブルなスキルとは?

例えばバイヤーが転職する際、もともといた会社とまったく同じ業界で、まったく同じ商材を扱うことはあまりないはずだ。(バイヤーに限らず、営業マンでも同じ。)

それでも、転職を勧めるメールやサイトには、「メーカーでの調達経験x年以上」などという要件が書いてあることが多い訳で、バイヤーのスキルには、業界や商材についての知識とは別に、ポータブルなものがあると見なされているのである。

社会人としての常識やビジネスマナー、英語力やコンピュータの知識などは、別にバイヤーでなくても求められるのであるから、バイヤーとしてのコア・スキルはこれとは別にあることになる。

さて、それは何であろうか?

なんでこんなことを考えているかというと、実は今、全く自分が担当したことの無い分野の商材のソーシングを任されているからである。しかも転職した訳ではないので、その分野のプロは会社には全くいない状態で、一から全てを始めなくてはならない。

こういう状態に置かれて、おそらく二十年前の自分であれば、何をどうしたら良いのか全くわからずにギブアップ、ということになっただろう。でも今なら、その業界の体質や商材の作り方や使い方、サプライヤーの数や商流を調べることができる。自分の会社での使われ方や売価と原価の関係を調べ、調達戦略を立てることができる。

一言で言うことは難しいが、バイヤーとしてのポータブルなスキルというのは、結局こういうことなのであろう。せっかくの経験なので、今回の自分の思考過程は全て記録しておこうと考えている。(ここでは書かないけど)

それにしても勉強しなくてはならないことがいっぱいあり、しかも相当程度理系の知識が求められている。微分積分なんて、まさか社会に出てから使うとは思ってなかったなあ。
posted by 継之助 at 22:05| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

OJTを機能させる方法

先日のブログでバイヤーの教育について書いたが、今日はその続編を。

教育についてぶち上げた会議で、ある参加者から「OJTが機能していないとは思わないが、機能していないという前提でこういう教育を行うのであれば、まず管理者層に行ってOJTを機能させるように仕向けた方が効果的ではないか?」との意見をもらった。その後同僚と飲んだ機会にも同じような意見を聞いた。

確かに一般論としては正しいと思うが、実際の仕事に一般論には意味がない。そして個別論に於いては私は明確に反対である。まずは若手の教育が大事だと考えている。それは、主に下記の理由である。
1.なんと言われようと、今現在OJTは機能していない。それを立て直すというのならかなりの時間が必要である。しかしそれを待つのはあまりに迂遠である。
2.管理者層は教育をしてもらうのを待っていてよい階層ではない。教育の必要性は否定しないが、まずは自己責任で学ぶべきである。(積極的に学ばない管理者なんていらない。やめてもらっても一向にかまわない。)大体自分で学びもしない管理者が、OJTを行うとは思えない。
3.若手を後回しにすると、それだけで若手の定着や採用に悪影響がある。こちらは待ったなしである。第一、学んでもこなかった管理者層を教育するより、若手を教育する方がよっぽど効果的である。

そして同僚と話した時に「果たしてOJTは機能していたことがあるのか?少なくとも我々が入社した20年ぐらい前から既に機能していなかったのではないか?」と疑問を呈すると、彼もやはり「そう言えば、何も教えてもらわなかった。自分で覚えたことばかりだ。」と言っていた。

OJTが機能していた時代の話は以前にも書いたように、確かに聞いた事があるが、体験したことは殆どない。そういう状況でOJTを教育の柱に据えるのはやはり無理であろう。
posted by 継之助 at 06:40| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

第十回購買ネットワーク会に行けなかった(泣)

昨日は第十回購買ネットワーク会が行われた。私は、またしても仕事がはいってしまい、出席することができなかった。毎年この時期はなんだかんだでこうなってしまう。

懇親会のみ駆けつけることができたが、これまた事情があり、一次会で失礼した。(いつも二次会まで行っていたのだが、そうすると話に夢中になり、いつの間にか終電がなくなり、手前の駅からタクシーなんてことが殆どであった。)

という訳で当日の様子はなにもレポートできないのだが、今回は不肖継之助がケースの作者であるため、出席された方には感想を頂きたいというささやかなお願いをしておいた。

次回は7月28日、新代表幹事の元で一日ぶっ通しでの開催である。乞うご期待!
posted by 継之助 at 09:41| ☔| Comment(2) | TrackBack(3) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

会社で自己実現する方法

某月某日、会議でバイヤーの教育プランをぶち上げる。反応は上々であった。

幾つかお褒めの言葉を頂戴する。謙虚に応えておいたが、その時だけは鼻高々であったことは言うまでもない。それもお許しいただこう。ここ数年来、仕事上の夢といってもよいことがついに日の目をみた瞬間だったのだから。

採用活動をやっていてよく学生から「やりがい」について訊かれることがある。いろいろな実例をあげて応えることにしているが、要は「やりたいことをやること」に尽きると思うのである。

これには新入社員だからとか、部長だからとか、職責や年齢はいっさい関係ない。自分の希望通りの職種であるかも関係ない。自分が任された仕事の中で、いや、自分が任された仕事を飛び越えて、やりたいことをぶち上げてしまえばよいのである。

ただし、会社はそれが利益にならなければ「やってみろ」とは言わない訳で、その難しさもまた、会社での自己実現には不可欠な要素であると思う。個人としては仕事で結果を出し続けないと、企画ばかり良くても「やってみろ」とはならない訳だし。

考えてみれば独立して仕事をしている人は、かならず市場を睨んで仕事をする訳なのだから、こんな事は当たり前。「市場性」とか「利益」とかに揉まれない仕事上の自己実現なんて、そんなものあり得ない。そりゃ、仕事じゃなくて趣味である。

ちょっとばかり忙しいだけで「本当の俺はこんなんじゃない」なんて言ったりする人は永遠に仕事に追われて終わるだろう。もし仕事で自己実現したいなら、仕事を追いかけることを考えた方が良い。

posted by 継之助 at 06:52| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

新製品で儲ける方法

「後方支援」のような仕事が殆どとなってしまっていたところ、久々にバイヤーとしての仕事が舞い込んだ。私の所属する会社では極めて珍しいことに、開発部隊からのソーシング依頼である。

話を訊いてみると、開発部隊は「結局何が何個でいくらか?」ということしか購買部門には求めていないことが良くわかった。無理もない。これまではそういうやり方しかしてこなかったのだから。

今回は徹底的にやってやろうと思ったので、「製品の寿命はどのぐらいと考えているのか?価格政策は?ライバルはどこか?」などと質問攻めにし、中期的な調達計画を立案できる情報をできるだけ与えてもらうように依頼した。

「後は部材の業界をリサーチして、こちらの戦略も考えておかなけりゃ」なんてもらった資料を見ながら考えていたら、発売時の予定販売価格と製造原価が小さく書かれているのに気がついた。

見た瞬間に、「こりゃ原価企画に参加するチャンスだ」とわかるぐらい、最初から儲かる訳がない数字がそこには書かれてあった。「こんな製品やめちまえ!」と批判するのは簡単だが、これはあきらかにピンチではなくてチャンスである。

いよいよ実力を問われる舞台が用意されたのかもしれない。
posted by 継之助 at 23:27| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月23日

第十回購買ネットワーク会

昨日、第十回購買ネットワーク会の幹事打ち合わせに参加。残念ながら今度は出席できそうもないので、企画で貢献すべくケースを作成して打ち合わせに臨んだ。

今回は他の幹事の方からもいくつか企画が提案されたため、どれをどのように行うかで激論が交わされ、結局二時間半かかってようやくまとまった。

結局、私のケースは今度の企画として採用されたが、内容について幾つかの提案を頂いたため、これから修正をすることになる。議論の熱がさめない内に、早くやってしまおう!

ところで、超人気メルマガ「世界一のバイヤーになってみろ!」でおなじみの坂口さんが、今度本を出版することになった。数日中(明日?)に発売なので、「坂口節」の信奉者はぜひ購入すべし!

この件については近日中に続報の予定。
posted by 継之助 at 21:00| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月10日

知識とスキルと実務

先日、購買の資格制度が出来、それを受験する機会があった。受験準備のために電話帳程もあるテキストを勉強しなくてはならない。

幸い読んでみると、既にバイヤーとしての職務上身につけていた知識や、システム導入の時に身につけていた知識などが結構あり、全くの新しい知識ばかりではなかったため、予想よりもかなり短時間で済んだ。しかしながら試験結果はあまり褒められたものではなさそうである。(まだ最終結果は返ってきていない。)

このテキストは非常に良く出来ていて、バイヤーの教科書としては文句なしにお薦めなのだが、あくまで知識の習得が狙いである。実務につなげるためには、バイヤー個人のスキル習得にまで持ってゆくための、別の教育手段を考えないとならない。大体、会社での業務レベルがテキスト並みになっていないケースも多く、このままだと資格不要論が出かねない。

考えた結果、結局そこの部分は手作りでやることにして、企画を練り、教材作りを始めた。教科書があれば学校の先生ができる訳ではなく、教室運営や授業計画を作り、補助教材を用意して生徒の伸度を見てゆかなければならないのと同じである。

やっぱりここは人に頼ってはいけないところだ。
posted by 継之助 at 06:54| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月02日

新入社員を素早く戦力化する方法

某月某日ではなく、本日、新入社員がやってきた。もっと初々しい感じがする人たちかと思いきや、意外にそうでもない。ああ、いや、確かに若いのだが、自分が老けるにつれ、若さというのを理想化しすぎているからそう思えるのだろう。

高卒の社員におそるおそる「平成生まれですか?」と聞くと、「かろうじて昭和です。」との回答。ついに私が入社した年に生まれた人たちが社員として入社した訳である。息子といってもおかしくない人たちだ。

自分の入社時にはどんなこと考えていたかな、と思い出してみると、ただただ不安だらけだったことを記憶している。怠け者で、引っ込み思案で、傲慢な自分が果たして社会で通用するのか?そんなことで頭がいっぱいの、極めてネガティブな新入社員だった。

だから、若い人には偉そうなことはいっさい言わない。新入社員を素早く戦力化するために、年長者はあれこれ画策するかもしれないが、そんなものは決定的意味を持たないから。

ただ、早く仕事ができるようになりたければ、自分の頭で考え、行動する癖をつけることをおすすめする。言葉にすれば、ただそれだけだ。だが、これが出来る人は先輩社員にも殆どいないはずだ。

ぜひやってみてほしい。 
posted by 継之助 at 23:18| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

引継書を効率的に作る方法

前にどこかで書いた覚えがあるのだが、りょうまさんのブログを見て思い出したので、引継書を効率的に作る方法について書きたいと思う。

それは、「自分が仕事を引継いだ時に自分用のマニュアルを作ってしまう」ことである。

この時、決して前任者からの引継書に頼ってはいけない。その仕事に慣れていない状態で、自分でわかるように書くことが一番重要である。後は実務をこなしつつ作成した報告書や議事録を使えば、引継には支障ない。(大体引継書が必要な業務などというのは、突き詰めてゆけばルーチンワークが多い。逆にそうでない業務は引継書などあっても、引継はできない。)

しかしながらこれを突き詰めてゆくと、後任者が自分で引継書を作るのだから、前任者が引継書を作る必要はないという矛盾(真理?)にぶち当たる。

実は以前、自分が業務を引き継ぐにあたっては、結構緻密な引継書を作っていたのだが、数年後に同じ職場に復帰したとき、その文書がまだ使われているのを見てがっかりした記憶がある。自分の思い入れも含めて作成した引継書が生きているのは良いが、後任者を縛ってしまったのではないか?

これでは、業務に前進がない。引継書を作るのも善し悪しである。
posted by 継之助 at 23:08| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月09日

バイヤーの知識レベルを100倍向上させる方法

某月某日、社内打ち合わせにファシリテーターとして参加。

正確には社内関係者だけではなく、子会社や関係会社の人も出席している企画で、バイヤーだけではなく、開発や営業の人間も出席している、私の会社ではちょっと珍しい打ち合わせである。本来ならこういう会議体は、ちょっと面白いことが出来そうで好きなのだが、もともとの経緯が上からのお声掛かりでしかたなく発足したという経緯があり、参加者が乗り気でないため、ファシリテーターとしては苦労を強いられる。

過去数回の打ち合わせでは、発言そのものが少なく、いったん口を開くと否定的な意見が噴出してしまい、軌道修正するのが大変であった。今回はそうならないように、参加者にこの企画でやりたいことについて「思いつき」を数件ずつ前もって強制的に提出させ、それを議論のネタとした。

こんなことがやりたい、あんなことがやりたいというアイディアは誰しも持っているもので、その中から優れたものを中心に議論をしてゆくと、あっという間にプランがまとまり、後は実現するだけとなった。最後に誰がいつまでにやるのかを決めて打ち合わせは終了。今回のファシリテーションは仕込みから時間がかかったが、大成功であった。

関係会社のバイヤーや開発担当から出ていた意見に「他社のバイヤーも含めたお困りごと相談の場が作れないか?自社だけではあまりにも知識レベルが限られる。」というものがあったので、早速その場をつくるべく継之助が動くこととなった。自分自身には購買ネットワーク会という成功体験があるので、この仕事には自信が持てる。なかなかうまく行かなかった関係会社との交流が加速しそうである。

ところで第十回購買ネットワーク会はここから参加申し込みを受付中です。前回は大好評で、会議室の椅子が足りなくなるぐらいでした。企画未定ですが、乞うご期待!
http://www.co-buy.net/modules/eguide/event.php?eid=9
posted by 継之助 at 06:35| ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

第九回購買ネットワーク会に参加!

昨日は第九回の購買ネットワーク会に参加した。

まずは、恒例のプレゼン。バイヤーではない方からみたバイヤー像という切り口でのプレゼンは、新鮮であった。やっぱりバイヤーって「おたく系」なのでしょうか?個人的には、仕事はなんでも「おたく系」と思われるぐらいにのめり込まなきゃおもしろくはならないのではないか、という仮説を持っている。当事者としては検証のしようがないが。

次に、これまた恒例のケーススタディ。倒産しそうな重要サプライヤーへの対処という、リスク管理と危機管理の狭間での話。社内のよろずトラブル解決人(事件の陰に継之助ありとも言われている)としては、導きだせる結論は全て見えていたものの、切り口には学ぶべきところがあったと思っている。それと下請対応として、衝撃的な判例を教えてもらったので、情報を社内にフィードバックしなくてはならない。

最後に、次回の開催は5月19日と決定した。

私は出られないことも決定!雨
posted by 継之助 at 02:02| ☀| Comment(0) | TrackBack(3) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。