2008年04月23日

ファイナンスが分からんバイヤー

リース会社の営業マンと会う。誤解を恐れずに言うと、会計制度の変更で彼らの業界全体が揺らいでいる。

私はリース担当ではない(そもそもバイヤーですらない)ので、別に具体的な案件があった訳ではなく、単なる担当者交代の挨拶だったので、いろいろと情報交換を行うことにした。

すると驚くべきことを言うではないか。「購買さんが窓口になっているxxのケースですが、あれ、かえって煩わしいんですよね。なんとかなりませんかねえ」

瞬間湯沸かし器のように切れそうになるのを抑えて理由を聞いてみる。ファイナンスリースでは食えなくなったリース会社では、オペレーティングリースに軸足を移している。そうすると必然的に事業部単位でのライン丸ごとの提案案件などがメインになり、財務知識もなく、経営判断ができない(権限もない)バイヤーは商売相手としてふさわしくないのだそうだ。

「で、一般的な話としてこの会社以外でも、貴方が購買以外を相手に商売する割合は何パーセントぐらいですか」と聞いてみたところ、「80%以上でしょうね。金額的には殆ど全てと言ってもよいです」との事。

世の中のリース担当バイヤー諸氏よ。これは由々しき問題ではないか?

確かに物件の価格交渉には加わったのかもしれない。でも「財務が分からんし、判断できんから、その話は財務か事業部にね」では能がない。

でも更に話を聞いてみると、怪しげな資料を取り出して来た。斬新で画期的な提案なのだが、根拠があやふやだと一見して分かる。で、「この枠組みでのリースが会計士に認められる確率は何パーセントですか」と質問すると「50%程度です。やっぱりこの資料は持って帰った方がいいですかねえ」というではないか。こりゃ確かに、相当ぎりぎりの線で営業をしているようだ。
posted by 継之助 at 06:42| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやー日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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