予感通り、読書会は楽しく、あっと言う間に時間が経過してゆく。いつものネットワーク会は五十人前後の所帯で、ぼんやりしていると周りの人とよく話をしないで欲求不満なんてこともあるが、さすがに十人前後だとそういうこともない。本を良く読み込んでいる方ばかりで、「参加者の顔が見える」面白い会合になった。
会社でもこういうのをやったら面白いのではないだろうか?黙っていると読まずに済ませてしまう本でも、半強制で読まなければならないというのも時には良い。
さて、この会に参加する為に電車に乗り、乗り換え駅で下車する時にちょっとしたハプニングがあった。
自分の目の前に立っていた人が、気を失って車内に倒れたのだ。皆さんは、こういう時にどう対処するだろうか?
私は、倒れた人が他の乗客に囲まれているのを確認し、電車のドアから一番近い駅員を確認し、大声で呼び寄せた。その後、他の乗客と協力して倒れた人を車外へ連れ出し、駅員に引き継いだ。
冷静に対処できた訳だが、実は同じ状況に会うのが、これで三度目だったからである。非常時には慣れが物を言うのである。
しかしながら、気になるのは、倒れた人を見ても何も行動しない人の多さである。見た限りでは協力したのは、私を含めて四人程である。慣れていなくても立ち止まるぐらいできるのでは?「大丈夫ですか?」と声をかけるぐらい、簡単なことではないのだろうか?
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