2010年04月10日

候補者の願い・面接官の論理

採用面接の季節がやってきた。

継之助の会社はこてこての日系企業なので、新卒定期採用が採用のメインである。面接では毎年のように悲劇が起こり、無駄な時間が費やされる。

候補者には、採用して欲しいという願いがある。自分を売り込むために、些少なエピソードを膨らませ、自分が如何にポテンシャルを持った人間であるのかを、一所懸命アピールしようとする。その結果、面接官は同じようなエントリーシートを何枚も何枚も見ることになる。

1)留学した人は必ず、引っ込み思案でホームシックになり、パーティを開いたりしながら現地にとけ込もうと努力し、その努力は報われる。

2)サークル活動を立ち上げた人は必ず、方向性の不一致に悩み、皆と積極的にコミュニケーションを取ることで、皆を一つにまとめあげる。

3)アルバイトをはじめた人は必ず、改善案を先輩に提案し、あえなく拒絶されるが、粘り強く取り組み、先輩も分かってくれて最後にはリーダーをまかされる。

極論しよう。全てのエントリーシートは上記の三つのパターンに集約される。その結果何が起こるか?

面接官はその部分を見ない。少なくとも全く採用の参考にはしない。候補者の願いと面接官の論理がミスマッチを起こしているのである。

もう一つ候補者の勘違いがある。企業は優秀な人材から順番に採用しているのだという思い込みである。

毎年もったいないと思うのだが、自分の持っているスキルと採用側の欲しいSpecとが全くかみ合っていないケースがある。そういう場合、どんなに優秀な候補者でも、面接官は採用しない。顔を見合わせ、「随分優秀な人だね。どうしてこの会社に応募してきたんだろう。xxx業界なんかなら、一発で合格だろうにね」と言って書類をシュレッダーにかけて終了である。

どんな人が欲しい、ということは説明会なんかで伝えているのだけれど今は何十社もエントリーする人が多いから、そんなこといちいち理解していないのだろう。

やっぱり通年採用の方が無駄がすくないのではないかと考え始めている、今日この頃である。


posted by 継之助 at 07:17| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ばいやーの独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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